FUNFAN展は、2006年の日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)の全国大会時に、故福田繁雄氏が香川らしい「面白い」ことをしようと、香川の伝統的工芸品の丸亀うちわをキャンパスとしたデザイン展を発案したことに始まります。
2006年、JAGDAの全国大会の企画展として、日本のグラフィックデザイナー71名が「見るだけで涼しくなる」丸亀うちわをデザインし各所で展示しました。 2007年には、海外22カ国61名、国内19名のグラフィックデザイナーが参加し、国内、イタリア、台湾、チェコ、アメリカなどで展示しました。 2008年には、北海道洞爺湖サミット参加国で活躍する25名のグラフィックデザイナーが「環境」をテーマにうちわを制作し、国際メディアセンターなどで展示や配布を行い好評を得ました。 2009年より、タイ、ベトナム、ラオス、カンボジア、パラグアイでも開催し、2011年のラオスでの展示会をきっかけにJICAの協力で2012年〜2019年「香川らしい国際協力プロジェクト『ラオスうちわ産業振興支援プログラム』」を行いました。
「デザインで丸亀うちわに+α」「うちわは環境にいいものPR」「ARTを使おう」など、さまざまに展開する「伝統的工芸品」+「ECO」+「ART」のプロジェクトです。
FUNFAN展を通して、「丸亀うちわ」の愛の風が世界中に届いて行くことを願っています。
FUNFAN = Ecology(環境に優しい) + Tradition(伝統的工芸品) + Design Art(用の美)
FUNFAN = FUN(楽しい、面白い) + FAN(うちわ、推進機の翼、熱心な愛好家)