香川県丸亀市の「丸亀うちわ」は、年間生産量約1億万本、全国シェアの90%以上を占めており、香川県、日本を代表する伝統的工芸品です。
うちわは、日本の夏に欠かすことのできない「涼を創る」道具で、竹と和紙という天然素材を使用した「環境に優しい」製品です。伝統的な丸亀うちわを、「涼を創る環境に優しい道具」として再認識し、楽しく使ってもらうことで、冷房等のエネルギー消費を削減することができます。
また、丸亀うちわは、デザインコミュニケーションツールとしても優れており、世界のグラフィックデザイナーから注目をあつめています。「見るだけて涼しく感じて、扇いでさらに涼しい丸亀うちわ」「楽しく使って楽しく温暖化防止ができる丸亀うちわ」など、デザイナーが汗をかきながら考えたデザインの丸亀うちわでパタパタ涼んでいただいて、地球温暖化防止の一助になればと考えます。
世界のデザイナーがデザインした「丸亀うちわ」を、環境が重要テーマとなる洞爺湖サミットの場で世界各国へ紹介し、うちわという身近な道具を通じて環境を考えてもらう契機になりました。
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