栗林公園2003 香川県デザイン協会 ポストカードプロジェクト 2003 小普陀"しょうふだ"Design:出淵光一 栗林公園発祥地といわれる築山”小普陀:室町時代の手法を取り入れたこの石の据え方は、本園の築庭においてもっとも古く、“中国観音の座”ともいうべき霊場である浙江省舟山列島の普陀山にならって名づけられた由緒深いもの。 日暮亭(茶屋)Design:加藤智恵 しっとりとした木陰の通りに日暮亭はある。代々の藩主が御茶席を楽しんだといわれるこの「日暮亭」は明治31年に復示したもの。 鶴亀松(つるかめまつ)Design:守池俊紀 亀の形をした石組みの上の松が、鶴が舞う姿さながらの形をしていることから名がつけられました。別名“百石松””とも呼ばれています。 芙蓉沼(ふようしょう)Design:矢野雅彦 「芙蓉」とは蓮の別称で、美しい女性のたとえにも使われます。夏には栗林公園を彩る芙蓉沼ですが、その花の命はおよそ4日間。泥の中に咲きながらも汚れることのないその姿をモチーフに、忘れかけた何かを見つける時間を届けたいと思いました。 掬月亭中心Design:未澤智子 掬月の間から覗いた松、池そして北庭に咲いている連は7月に撮影しました。詩は「掬月亭」の由来ともなった、唐の詩人良史〔うりょうし]のものです。 商工奨励館 Design:金本正 旧藩主の檜殿「ひのきごてん」のあった後に県が明治32年に建築したもので、帝室技芸員 伊藤平佐衛門が設計した純日本風建築です。 根上り五葉松 Design:RISA 昔は小さな盆栽だったと言われる根上り五葉。現在の堂々とした姿からは永い「時」を感じます。空なのか、大木なのか、少女は何を想うのか・・・・・・・不思議な時の流れを感じてください。 鴨場 Design:寒川俊二 その昔、お殿様が鴨を見学したり猟を行った鴨場を復元したものです。鴨場に入ってくる鴨を想像しながら、扉の穴から覗いてみるとお殿様の気分が伝わってくるようです。 偃月橋 Design:金本正 意匠は三日月(みかずき)のカタチをモチーフに優雅な曲線を造っております。橋脚は栗の木、その他は全て総ひのき造り。現在のものは平成13年3月に改修されたものです。 飛来峰から南湖を望むDesign:谷川和之 飛来峰は栗林公園一番のカメラスポットである。紫雲山を借景に南湖にかかる偃月橋、掬月亭、五葉松、と広がりを持ったすばらしい眺望と、長い年月をかけて作られた庭木を楽しめる。 南湖 Design:尾形優子 南湖周辺は、栗林公園の中でも美しく心に残るところです。香川の名産、盆栽でそのイメージを表現してみました。実物と創作が織りなす癒しの風情をいつもあなたの心に思い出として残してください。 箱松Design:三宅剛 栗林公園は北庭と南庭に趣きと共に2分される。その境に箱松が藩政以来300余年配置されている。時には怪しく、時にはダイナミックに身が躍る。ここだけに培われた庭園芸術を讃えるように。 >>ポストカード サンポート高松2004 >>FUNFAN展(丸亀うちわ+デザイン)